けっこういろんな人に言ってきたような気がするのですが、まだ身近な人に伝わっておりませんでした。
尾閭中正についての誤解です。
私が安田先生にこのことを教わったのは、もう7年前くらいでしょうか。
尾閭中正を、尾骶骨を巻き込み、背中を弓のようにすることだと解釈すると、股関節が伸び、お尻が引っ込み、お腹が突き出て、猫背になり、のけぞるような妙ちくりんな姿勢で、ガタガタの変な動きになります。
色々変だと指摘されても、骨盤の在り方に執着するので、末端を修正したところで正しい姿勢はとれません。
仙骨が上がったり下がったり、骨盤も開いたり閉じたり、自由自在に動くのが太極拳ですが、固着することが正しいと、思いこまされているんですね。
なんで、そんな誤った情報が広まっているのか??
尾骶骨を巻き込むのは難しいので、日本の初期の生徒が、そればっかり練習させられたのかもしれません。
それで、巻き込む方ばかり意識して、太極拳はこれでなければならぬ! となったのかも。
太極拳は陰陽ですから、変化があって当然。変化させてはいけないなんて、ものすごい誤解です。
この誤解のあった人が、骨盤の状態が固まっているようだったので、ヒンズースクワットとプッシュアップを組み合わせたようなエクササイズを即席で開発しまして、骨盤の前後運動を、体験してもらいました。(いきなりやりすぎると、腰が痛くなるかもしれません)
骨盤の固着をほぐすのも大切ですが、まずは思考の固着をほぐすのが先ですね。
私主催の自治会教室に新しく入ってきたメンバーが、「本屋さんで太極拳のテキストを買いました!」と嬉しそうに話されたんですが、初めての太極拳だとか、太極拳入門だとか、申し訳ないですが、うちでやるのとは関係ないので、参考程度にしといてください、と伝えております。
本音は、そんなん見んといて、なのですが。思考を固着させたくないのです。

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