小説

小説

川島芳子自伝

小説「太児」は、高校生編を書きだしております。まだ、アップしてなくて、下書き中。清国から中華民国、中華人民共和国になる辺り、実はあまり知らなくて、チャットGTPに聞いて勉強しながら書いております。ラストエンペラーの時代です。興味深いというか...
小説

小説「太児」第五十六話

この物語はすべてフィクションです。第五十六話 雪の中で套路のこと「あまり遅くなると、お母さんに心配をかけるからな。そろそろ帰るか? お土産は猪肉だ。自分で解体したと自慢したらいい」「ええ~。ビックリするかも」そういって、肉の詰まったジップロ...
太極拳

サボると気づく

小説「太児」もだいぶ進んできた感じです。読み返してみると、辻褄が合わないところがあったり、まわりくどかったりですが、お終いまで進んでから、全面手直しして、出版を考えよう。最初は、アマゾンで無料で…と思ってたんですけど、なかなかの大作になって...
小説

小説「太児」第五十五話

この物語はフィクションです。第五十五話 庵天先生の旅立ちのこと太児が目を覚ますと、ベッドの上だった。「太児、起きた? あなた昨日、ピアノを弾いているうちに寝ちゃったのよ。もう、すっかり重くなっちゃって、ベッドまで運ぶのが大変だったわ」「えっ...
旅行

小説を書くと物知りになる話と、第2部の構想

いやー、小説を書いていると、物知りになりますね。杜毓澤なんて、拳児にちょろっと名前が出てきただけの人でしかなかったですが、調べてみると、ドラマチックな人生だったようです。このころの激動の時代を生きた人は、みんなドラマチックだったでしょうね。...
小説

サバイバル小説「太児」第五十四話

この物語はすべてフィクションです。第五十四話 故宮博物館と信の珠のこと「ところであなた、台湾には観光旅行に来たの?」輪の中の年配の女性が、太児ににこやかに話しかけてきた。「え、ええ。まあ…」「台湾に来たのなら、故宮博物館には絶対に行かなくち...
小説

旅行小説「太児」第五十三話

この物語はすべてフィクションです。第五十三話 父の出張と台湾の杜毓澤のこと太児の父の侠太郎は、海外出張とのことで、家を空けていた。会社の取引のために台湾へ行くとのことだった。これまでも一週間や二週間、お父さんが海外出張に出かけることはよくあ...
小説

書道小説「太児」第五十二話

この物語はすべてフィクションです。第五十二話 書道と太極拳のこと学校では、お習字の時間。新年を迎えて、書初めだ。教室には静けさが流れ、みんなが硯に向かって墨をすっている。「……あっ!」太児が手元を滑らせ、机に墨をこぼしてしまった。真っ黒な水...
小説

追跡小説「太児」第五十一話

この物語はすべてフィクションです。第五十一話 アパートの地下設備と智の珠のこと「この義の珠、どうします?」と、侠太郎が庵天先生に聞いた。しばらくして、庵天先生が答える。「珠が選んだ者が持つのがいいような気もするが、テッちゃんに持たせておくの...
小説

マッドサイエンス小説「太児」第五十話

この物語はすべてフィクションです。第五十話 洗脳薬とゾンビ化薬のこと庵天先生のアパート。窓から見える湖面に星明りが映る。太児の父、侠太郎がきていた。アパートには他の住人もいるはずだが、ひっそりしていている。「…義の珠に関わる経緯が、かなり判...
小説

暗号小説「太児」第二十四話 修正版

さて、連載の途中ですが、前にアップした回を書き直します。えーっ、そんなんあり??いいではないですか。個人のブログに連載しているだけですし。これが新聞連載とか、雑誌に連載だと、困りますよねえ。私はプロの物書きではないので、ええのです。「七つの...
小説

道徳小説「太児」第四十九話

この物語はすべてフィクションです。第四十九話 スパイダーネットと五常の徳のこと学校は厳重に警戒されていた。校門の前に先生が立ち、生徒を見守り、不審者が入らないようにチェックしている。「今さら襲ってくる人もいないと思うけどなあ…」と太児が言う...
小説

教育小説「太児」第四十八話

この物語はすべてフィクションです。第四十八話 心神喪失とインテリジェンスのこと「この前の通り魔は、どうやら心神喪失ということで、無罪らしい」お父さんが新聞を読みながら言った。「心神喪失って…?」太児が沢庵をかじりながら聞く。「心神喪失ってい...
小説

児童小説「太児」第四十七話

この物語はすべてフィクションです。第四十七話 子供向けの練習のことキャンプ場でのランチは、庵天先生の手作りだ。水餃子と陳家溝家庭式白菜炒、そして鷄蛋麺。「どうだ。なかなか凝っているだろう」「キャンプ料理とは思えないけど…」「でも、おいしい!...
小説

青春拳法開眼小説「太児」第四十六話

この物語はすべてフィクションです。第四十六話 太極拳の套路のこと「たいていの武術は、対人間用に作られている。マサイ族はライオン相手に戦うそうだが、我々の武術はライオンや熊を想定していないし、ゾンビも想定していない」庵天先生が皆に言った。「だ...
小説

ゾンビ小説「太児」第四十五話

この物語はすべてフィクションです。第四十五話 ゾンビドラッグと通り魔のこと通り魔学校侵入事件は、大きなニュースになり、学校の安全対策については、社会問題になった。死傷者が出なかったことは幸いだったが、犠牲者が出てもおかしくない状態だった。精...
小説

事件簿小説「太児」第四十四話

この物語はすべてフィクションです。第四十四話 通り魔とガラクタ武器のことそれは、突然だった。校舎の廊下に、怒号と、金属を引きずるような音が響いた。「お前ら、ぶち殺したるううう!!!!!」窓が割れる。男が刃物を振り回している。通り魔だった。焦...
小説

道徳教育小説「太児」第四十三話

この物語はすべてフィクションです。第四十三話 正義と平和と命のこと黒板に、チョークで書かれた大きな文字。「正義・平和・命」道徳の時間。今日は堤先生の授業だ。おっとりした口調なのに、言葉にはいつも芯がある。教室は、昼休み明けの眠気も吹き飛ぶよ...
小説

正義の小説「太児」第四十二話

この物語はすべてフィクションです。第42話 正義と道徳と信念と達人のこと夕食の時間、太児は父の侠太郎に聞いてみた。「お父さん、正義って何? 国や時代で変わるものなの?」「太児、ずいぶん、深いことを考えているんだな…」「法律を守ることが正義で...
小説

経済小説「太児」第四十一話

この物語はすべてフィクションです。第四十一話 罪や恐怖、経済と徳のこと2杯目のコーヒーを飲みながら、ヒロが語る。「太児が行った昔の世界では、盗賊を殺してもお咎めなしだろう。俺の現実世界では、俺は逮捕され、牢屋に入れられた。社会も法律も全然違...
小説

戦争悲劇小説「太児」第四十話

この物語はすべてフィクションです。第四十話 抗争や後悔のこと「特別永住者って?」「戦前から日本に住んでた朝鮮人と台湾人、その子や孫のことだ。前の戦争中は、朝鮮も台湾も日本が統治してたもんで、朝鮮人も台湾人も日本国民だったんだな。ところが日本...
小説

国際小説「太児」第三十九話

この物語はすべてフィクションです。第三十九話 太極拳と極真空手と特別永住者のこと「まあ、休憩としようぜ」ヒロがバッグから小さな金属部品を取り出して、カチャカチャと広げ、黄色いボンベにつなげて岩の上においた。「それも武器?」「これは、市販のキ...
小説

バトル小説「太児」第三十八話

この物語はすべてフィクションです。第三十八話 庵天先生とヒロさんの対決のこと「ふむ…きてたのか」低く落ち着いた声が、松林の奥から響いた。太児とヒロが振り向くと、庵天先生が涼しい顔で立っていた。「先生!」太児はぱっと表情を明るくしたが、ヒロは...
小説

武器小説「太児」第三十七話

この物語はすべてフィクションです。第三十七話 暗器と謎の男のこと「太児、大丈夫?」お母さんに声をかけられて、太児は目を覚ました。起き上がって時計を見ると、ベッドに戻ってからまだ10分も経っていない。「うん、だいじょうぶ」さきほどは、頭がどん...
小説

平和小説「太児」第三十六話

この物語はすべてフィクションです。第三十六話 逃亡兵と平和的武力解決のこと粗末な小屋の中に、太児は座っていた。顎から長い白髭を垂らした老人が、土間に置かれた低い椅子に腰かけ、低い机に向かって筆を走らせている。窓の扉は開けられ、部屋にはやわら...
小説

戦争小説「太児」第35話

この物語はすべてフィクションです。第35話 戦いと殺戮と正義のこと太児はしばらく起きられなかった。人が死んだ!殺してしまった!いや、殺したのはぼくじゃない。でも、人を斬った!でも、じっとしていたら、斬られて死んでいたのはぼくだ!でも、あれで...
小説

スプラッター小説「太児」第三十四話

この物語はすべてフィクションです。第三十四話 刀と血飛沫と生き延びる術のこと夜、家の布団の中で、太児は考えていた。武術の練習は楽しい。だけど、刀は本来、人を殺すための道具だ。剣道では、そんなことを考えたことはなかった。でも、庵天先生の刀術は...
小説

小説「太児」軌道修正宣言

ちょいと、ブログ更新が滞っておりました。実は、例のランドマークブレークスルーテクノロジーコースが開催されてまして、参加者のサポート役のボランティアのため、一週間ほど、東京にいっておったのです。スケジュールガツガツで、東京観光も一切しておりま...
小説

剣劇小説「太児」第三十三話

この物語はすべてフィクションです。第三十三話 刀と拳は同じのこと庵天先生が切り分けたリンゴを、シャクシャクと、一同美味しくいただいた。「とりあえず、刀の套路を見せる。なんとなくでいいから、イメージをつかんでみな」庵天先生が、芝生の上にまっす...
小説

お料理小説「太児」第三十二話

この物語はすべてフィクションです。第三十二話 テツと庵天先生と刀とリンゴのこと祭りの喧騒が遠のき、境内には提灯の明かりが目立つようになった。屋台の片付けをしていたテツに、庵天先生が声をかけた。「テッちゃん…立派にやってるな」「食うために、何...
小説

鈎手で推手

ちょっと思いついて、推手の練習を鈎手でやってみました。鈎手は、指先を揃えて、フックの形になる手型です。お互いに、手首や肘や肩に引っ掛けて、崩したり、関節を捕ったり、逃げたりする練習。私は少林寺拳法修業時代から、こんな遊びはよくやってきました...
小説

太児の今後の展開について

旅行に行っていたこともありますが、小説「太児」がちょっと、空いてしまいました。実は、原稿はある程度書いているのです。チャットGPTのお助けを借りて書き溜めているのですが、今後の展開が、今一つしっくりこない状態。ちょっと、話を膨らませ過ぎたな...
小説

ミリタリー小説「太児」第三十一話

この物語はすべてフィクションです。第三十一話 射的と太極拳のこと夕暮れが湖面を朱に染め、やがて暗くなる。太児たちは庵天先生と、神社の祭りに出かけた。本殿がライトアップされ、屋台の明かりが並ぶ。焼きイカの匂い、綿菓子の甘い香り、発電機のうなり...
小説

経済小説「太児」第三十話

この物語はすべてフィクションです。第三十話 庵天先生の貧乏生活と太極拳の蹴りのこと「太児のパパと、庵天先生は知り合いだったの?」と美鈴が聞く。「若い時にお世話になったって言ってた」と太児は答えるものの、なんとなく納得いかない。「じゃあ、太児...
小説

ヒューマン小説「太児」第二十九話

この物語はすべてフィクションです。第二十九話 太児の父は庵天先生の教え子で春子の同期生だったこと麦茶を飲みながら庵天先生が、なんとなくオドオドしながら、声を出した。「ところでお前たち、倉庫の出来事は覚えているのか…?」太児と拳児は顔を見合わ...
小説

タイマン小説「太児」第二十八話

この物語はすべてフィクションです。第二十八話 テツと庵天先生のタイマン勝負のこと日曜日。何もなかったかのように、湖畔のキャンプ場で、庵天先生の太極拳教室が開催された。生徒は太児、拳児、美鈴、晶、テツの5人だ。「ずいぶんメンバーも増えたなあ。...
小説

センチメンタル小説「太児」第二十七話

この物語はすべてフィクションです。第二十七話 父と先生と剣道と太極拳のこと「ところで太児は、最近太極拳をがんばっているようだが、もう剣道はいいのか?」お父さんが唐突に尋ねてきた。「え、いや、そんなわけじゃないんだけど…」太児は口ごもる。せっ...
小説

学問小説「太児」第二十六話

この物語はすべてフィクションです。第二十六話 邯鄲の夢と王朝の変遷のこと太児が目を覚ますと、自分のベッドだった。うつらうつらとしたのは、10分前だが、汗をびっしょりかいていた。相変わらず、秋の虫が、リーリーリーリーリー、ガチャガチャガチャ、...
小説

ディストピア小説「太児」第二十五話

この物語はすべてフィクションです。第二十五話 陳発科と陳照旭と紅衛兵と世界征服計画のことなんだかしっくりこない一日を過ごした夜、太児はベッドに寝転んだ。もう、クーラーを入れなくても涼しい。網戸の窓から秋の虫の声がきこえる。リーリーリーリーリ...
小説

暗号小説「太児」第二十四話

この物語はすべてフィクションです。第二十四話 謎の一人と美鈴の疑いのこと夜明け前、庵天先生のアパートの台所。春子が台所で味噌汁を温めつつ、調味料の瓶の裏に隠した小型送信機を取り出す。庵天が小声で言う。「味噌汁三人前、具は豆腐とワカメ」送信機...