ここ5年ほど、陳式太極拳の套路のいろんなバージョンを学びました。
それより以前は、老架式は陳正雷老師の動画のやり方ばかりやっていたし、新架式は地元の教室で習った上海のだけです。
(24式や楊式も一応習いましたが、それは太極拳とも呼び難いものだったので、除外。)
安田先生から、いろんなバージョンを学ぶことにより、動画のやり方を真似しているだけでは、何にもわからなかったなーと思えるようになりました。
最近は、どの段階のやり方、みたいに説明されていますが、私が習い始めの頃は特に説明もなく、だんだん変化してきて、私のレベルに合わせてくれてるのかな?と思っていたら、やっぱりそうで、套路って、学習者のレベルに応じて、どんどん変わっていくのですね。
初心者には、初心者向けのやり方があり、ベテランにはより高い要求のあるやり方があります。
今年採用された表演用の標準の套路は、特別難しいバージョンではありませんが、それでも、いきなり初心者がやるもんでもないなあと思えます。
一つの方法しか知らないと、型はそれとなくできたとしても、本当の意味に気づけません。
本当の意味とは、用法のことだけではなくて、勁とか陰陽虚実とか開合とか、いろいろな変化です。いろいろな体感を知っていれば応用できますが、固定された動きしか知らないと、自由さがないです。つまり、使えぬ。
そんなわけで、私は練習するたびに、いろんなバージョンを混ぜてますし、自治会教室でも、その日の気分によって、変えてます。
そんなもんだ、と新しい人は受け入れてくれますが、他で長年24式などやってきた人には、受け入れがたいかも。
でも、太極拳って、そんなもんですね。