突然閃いたのです。
久しぶりに、異流派推手交流会に参加して、次の日の年末自治会太極拳教室の練習は参加者三人だけで練習して、そのあと、妻と久しぶりに陳式推手の練習をして、閃きました。
太極拳の間合いは、もっと近かった!
太極拳を学び始めたころ、我彼の間合いのイメージは、前足同士が横並び、でした。(競技推手はこの距離ですね)
それから、推手の練習をするようになり、陳式推手も学び、横並びでは遠すぎることを知り、我彼の膝同士が交差するくらいのイメージに変わりました。
突き蹴りの攻撃に対しても、この距離ならわりと安全。
そしてこのたび、いや、これでもまだ遠いと、ひらめいた次第です。
太腿同士が交差する距離が、もっとも太極拳の動作が効果的に使える距離では?
太極拳の勁は四両撥千斤、軽い力で、拙力を使わず…という意識は、この距離だと不要です。形通り動くだけ。
相手の突き蹴り攻撃はほぼ無効。
そうか、太極拳は、こんなふうにできていたのか!
しかしこれ、他人相手の練習だと、取りづらい間合いです。
余りにも密着。ニンニク臭くて、気の毒。
妻以外の女性にベタベタするのも、遠慮が出ます。おばあちゃんだと気にしませんけど、女子大生にここまで近づいたら、変態だと思われて、教室に来なくなるかもしれません。
技が決まった時、逃れることができず危険でもあります。
受け身もできないし、飛んで逃げることもできないです。
よっぽど信頼できる相手でないと、練習もできないか?
でも、この距離感がないと、本当には太極拳はわからない気もします。
そして、関連して閃いたのですけど、上歩七星っていう動作があります。
沈み込んだ体勢から、一気に立ち上がり、アッパーカットと膝蹴りを食らわすやつ。
「七星は北斗七星のことで、頭(頸椎第七節)、肩、肱、手、胯、膝、足の七部位を表す」と、私の作った太極拳用語集にあるのですけど、出典をメモしていなかったので、どこから引用したのかわかりません。
頭、肩、肘、手、膝、足はわかりますけど、「胯」は、英語だとhipになりまして、お尻で体当たりするんか? それは、違うなあと思ってたのです。
で、胯は太腿のことかも。
先日発売されたBABジャパンの「中国武術は強い!」って本、安田師父の書いた記事が掲載されてるので買ったんですが、別のページの、少林拳の川口老師が靠を打っている写真を見て、閃きました。
太腿の内側を相手の太腿にぶつけておられるのです。説明書きには「肩、胯(股関節)、肘などの根節および中節を用い、体当たりのようにぶつかる」とありました。
股関節の内側って、ちょっとズレたら自分の金的を当てて自爆するような気がして、まったく私の中ではナシだったのですけど、アリだったのかと驚きました。
まだまだ自分の常識と、カンフーの常識には隔たりがあるなあと感じ入りました。
また一歩、達人に近づいた!
|