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    Categories: 太極拳

太極拳初心者の推手

マンション自治会太極拳教室は、二部構成でやっております。

第一部は午前9時から2時間、歩法や基本功、推手、套路など。棒を使ったりもします。

第二部は11時から正午までの1時間、もともとは妻向けの武器の時間でしたが、最近加わった外部の経験者さんたちは、二部も参加されます。

というわけで第一部が初心者向け、第二部は多少経験者向け、というかんじになっております。

いつもは武器の練習なのですが、雨降りで、マンション集会室を借りたので、第二部は推手の練習をしました。集会室の天井が低いのです。

推手道場では、いろんな系統の推手がごちゃ混ぜですが、こちら私の教室では、陳式推手しかしません。陳式太極拳の学習者は、やっぱり陳式推手がやりやすいです。基本功や套路とリンクしているので理解しやすいですね。

前後に一歩ずつ歩く、進一退一をやってみました。

定歩推手しか知らない人にとって、陳式の進一退一とか大捋推手は上級者向けのハードルの高いものだと思われていて、私もそのように思っておりましたが、教えてみたら、あんがいとそうでもないです。

いきなりやれと言っても、もちろんできませんけど、動作の途中途中がすべて套路の型にあてはまることを説明して、押したり引いたりしないで、基本功や站樁功の気分で、ゆっくりとやります。

双方の歩形が入れ替わるときも、勢いでダーッとやるんじゃなくて、丁寧に套路練習のように金鶏独立をします。

みんな骨盤がまだまだ固いので、低く沈むのは難しいですが、まあまあいい線、いっているんじゃないかなあ。

二部に参加される皆さんは経験者なので、陳式推手に難しいイメージを持っておられますが、第一部の初心者のみなさまはそんな意識もなく、推手とはこういうものだと思っています。逆に、24式や楊式風の推手をやろうとしたら、グチャグチャになります。ええかんじや。

まだ套路もろくすっぽできてないですが、歩く推手もボチボチやっていくつもり。

そんじょそこらの、なんちゃって太極拳教室の先生が驚愕する程度のレベルには、全員引っ張り上げてやろうと目論んでいるのです。

問題は、日頃、練習してくれないということくらいですかねえ。

パパだよ:
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