太極は無極にして、動静の機、陰陽の母なり。
私の拝師の目出度き日に、人知れずKさんがお亡くなりになられていました。
Kさんは、十数年前、私が太極拳を再び習い始めたころに、推手を教えてくれた人です。
日曜日のD公園でよく会い、やがて、Kさんの主催する推手教室にも通うようになりました。
そちらでは他門の伝人のJ先生も来ておられて、いろいろ学べて勉強になっておりました。
J先生は、私のメインとしているのが陳家溝の陳式太極拳だと理解してくれていたので、ご自分の流派を押し付けるようなこともなく、基本的なエッセンスだけ教えてくれたのでよかったのですが、Kさんは自分のやり方にこだわる人でありました。
Kさんが出版された推手のテキストのモデル写真は私だったのですが、伝統拳というより、オリジナル解釈拳みたいで、私の求めてるのとは違うなあーと思うようになっていました。
後に、私は安田先生に再会し、伝統の本流を学ぶようになり、推手も毎週近所の道場でN先生に手合わせしてもらえるようになったし、異流派推手交流会にも参加しだしたし、Kさんに教わることって、もうないよなーと感じるようになり、教室の移転をきっかけに、いかなくなったのです。
それからも、Kさんとは会ったり電話したりする機会はありましたが、あんまりしっくりきてなくて、心の引っ掛かりではありました。
お亡くなりになったと知ったのは、4日後、N先生からの情報でした。
Kさんの教室のメンバーが、連絡が取れないのを不審に思い、警察に連絡したところ、お亡くなりになっていたとわかったらしいです。
前から体調はおもわしくなかったみたいですが、ひとり暮らしで、助けを呼べなかったのでしょうね。脳幹出血とのことでしたので、一瞬だったのかもしれません。
お葬儀は、葬儀の形式ではなくて、お線香とお花だけの簡素なお見送りでした。
ご親族数人の他は太極拳関係者ばかり、十数人来ておられて、Kさんはつくづく太極拳の人だったのだなあと思えました。
ご冥福を祈ります。
合掌。
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ショックを受けております。
あの推手道場Dクラブを主催されていたKさんのことですよね。
私、このところD公園には顔を出せていなかったのですが、その間にKさんは逝ってしまわれたのですね。
私も、あの方の力任せ(に思える)の推手技法に疑問をもっており、いらんこと教えんといてほしいな、と思いながら飛ばされたり、転ばされたり、逆技決められたりしておりました。
それでも、にこにこ笑いながら「ウメちゃん、ウメちゃん」とお声がけしてくれたのはありがたかったです。
ご冥福を祈ります。
Uさん、誤解です!
そっちのKさんは、御年80を超えて、ますます盛んです。
いまもD公園に来られてますよ!
亡くなられたKさんは、63歳。
わりとソフトタッチな推手をされる方ではありましたが、こだわりが強くて、ちょっとな…と思ってたのでした。
でも、いろんな練習の機会や、人のつながりを作ってくれまして、Kさんとの出会いがなければ、今の私もなかったかもしれません。
ご冥福を祈ります。
いまさらですが
え - - - - - - - - - - - - っ!!!!!
私の誤解でしたか。
私の中では、ついさっきまで「私の知っているKさん」は故人でしたよ。
生きておられて良かったのですが、同じイニシャルの方は亡くなられているので、、、
どう反応したらよいか分からん!
とりあえず、今度D公園に行ったときは、Kさんスタイルの推手でぶっ飛ばされたいと思います、泣いてまうかもしれん。
Uさん
いやー、よかったです!
誤解が広まって、道場や大仙公園にお供え物が集まったりしたら、たいへんなことでありました。
ぜひまた、ぶっ飛ばされて、泣いてください!