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    Categories: 太極拳

太極拳は開と合でできている

太極拳の動きは、四正ですよ、浮く、沈む、開く、合わさる、の四方向です、と説明することが、この頃は多いです。

以前は、上がる、下がる、進む、退く、と説明していましたが、だんだん変わってきましたのです。

上がる下がる…の説明だと、持ち上げる、押し下げる、突っ込む、引っ張る、と解釈されがちで、説明を聞いた人は、力んだり、踏ん張ったり、捻じったりになるのです。

聞く側の理解能力が足りない、感覚が鈍い、努力が足りん、と生徒のせいにしていれば教える側は楽ですが、それだと生徒が成果を作れません。指導者の責任を全うしていないといえます。

指導っていっても、ボランティアでやってるだけですから、そんなに責任はないのかもしれないのですけど、私の場合、誠心誠意太極拳の技芸を求め、太極拳の継承と発展のために、生涯がんばります!と、拝師の際に誓っておりますから、テキトーなことはできないのであります。

自分自身も研究を怠ってはいけないのであります。

そんなわけで、押すとか引っ張るはなくて、開と合です。

浮く、沈む、の方も、しゃがみ込んだり、伸びあがったりのイメージを惹起してしまうようで、そうじゃないなあと思ってまして、こちらも、「地球に対して、合わさると開く」と変えようかと思っているのですが、そうなると、縦も横も、開と合に集約されてしまって、わけわからん!となるかも。

しかし、私自身の感覚は、縦も横も、開合になってきております。

ふと気が付いたのですが、擺脚や旋風脚、掃腿も開と合の感覚です。

足を、ぶうーんと振り回すイメージではなくて、擺脚は開、旋風脚は合、前掃腿は合、後掃腿は開です。転身が加わるので、あたかも回転しているように見えますが、骨盤の開合ですね。

開合の働きがなくては、なんぼ勢いよく回転しても、太極拳にはならんなあ~と思っております。

そこんとこが、わかっている人がやれば、陳式でも楊式でも同じ太極拳だし、わかってなければ、陳式とか楊式以前に、太極拳じゃない、ってかんじ。

うちの自治会教室の生徒さんや、推手道場の後輩さんには、そういったところをクドクドと説明しております。

なかなか成果は見えづらいですけど、健康には貢献できているようだし、上達している人も出てきているので、この方針でやっていこう。

6月の、地域の太極拳イベントに、教室メンバーで参加して、表演する予定です。

試合じゃなくて発表会です。点数の評価もありませんから、套路の順番とか、動作の正確さは、気にせず、そういう太極拳らしい太極拳、やりましょうねーと、言っております。

初出場で、ビビっているメンバーもおりますが、楽しくやってまいりましょう。

ドラゴンパパ:
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