中国武術、フルコン空手、システマ、総合格闘技、ヨガ体験

異流派推手交流会で親しくなったシステマの先生が講師をされている武術イベントに参加しました。

イベントは学校の授業みたいに、5時限&放課後のメニューで、一時間目は中国武術、2時限目はフルコン空手、3時限目はシステマ、4時限目は総合格闘技、5時限目はクンダリーニ・ヨガ、放課後は懇親会、でありました。

一日にこれだけのことをいっぺんに体験できるって、なかなかお得です。

中国武術は、専門用語をあまり使わず、体の使い方を体験するといったもので、こちらの内容は苦も無くできましたが、指導方法が、すごく勉強になりました。自治会の教室でもやったろ。

フルコン空手は、二人組になって、パンチミット、キックミットを使っての、パンチ・キックの練習。

参加者も、それなりに武術経験を積んでいる人ばかりなもんで、強烈です!

私は吹き飛ばされました。明日、立てるだろうか…。

システマの授業は、システマの技はなくて、体を自然に使う体験や、人と合わせるとどういうかんじといった体験で、これまた新鮮で面白いものでした。自治会教室で、やったろ。推手体験もあって、これは得意分野です。

総合格闘技は、これまた自然体のお話と、軽いスパーリング、パンチもキックも寝技も、考え方は同じなんだという体験でした。

アキレス腱固めなんて、高校生の時以来ですが、簡単にかかりました。昔は、力づくでギューッと締め上げて、効かへん! とか言ってましたが、あら、こんなに簡単にかかるのね。ビックリ。

一番びっくりしたのは、最後のクンダリーニ・ヨガでした。

私はヨガ体験も知識もほぼゼロなので、最後のリラックスタイムくらいに思っていたのですが、一番きつかったです。

ヨガの歴史のお話を聞いてビックリ。

インドの伝統的ヨガは、1920年代に簡略化され、違うものになってしまったと、なんか簡化24式太極拳みたいな話。

それがベトナム戦争のころアメリカでドラッグと一緒に流行し、ヤバいものになり、カルト宗教に取り入れられたりして、イメージが悪くなった。

現代、スタジオとかでやっているヨガは、簡略版から派生したエクササイズであって、伝統のものではない。伝統のヨガは、スピリチャルな要素はあまりなくて、身体を開発する技術、ってことで、予想外の激しい呼吸、激しい動作で、内外ともにへとへとになりましたが、へとへとになるのは正しくできていないからであって、段階的に、毎日ちょっとづつやっていきましょう、ということだったのでありました。

ヨガの認識がまったく変わりました。もともと、たいした認識はなかったですけど。

太極拳とは、とても相性がいいと思います。たまには組み合わせてやってみようかな?

だいぶんきついので、自治会教室ではやらんとこ。

懇親会の参加者には、「秘伝」に出演されている人が何人もおられたようで、なんか、話についていけん、という感じでした。(私も出演しましたけど。ヤラレ役で…とは、言ってません。)

世界で活躍する、若い格闘三兄弟もきていて、すごい子らもおるんやなあーと、ビックリ。

実に刺激的な一日でありました。

日頃やっているレベルアップのための達人コースとは違ってましたけど、見聞を広め、色々体験しておくのも、大切だなと思った次第であります。

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