パパは競技推手で成績を残せませんでしたが、娘は合唱の全国大会で銅賞でした。
えらいもんや。おめでとう!
ところでまた車田和寿先生のYouTubeからの学びです。
経験の浅い人が、音程を合わせることに躍起になるのは良くない、という話がありました。
自由自在に歌声を出すためには、自分の呼吸をコントロールする必要があるけれども、その訓練には10年以上の歳月が必要である。この基礎がないのに音程を合わせようとすると、喉を詰めて歌うといった小手先の技術に走ってしまう。だから変に合唱をやっていた人がプロの道に入ってきたら、最初からやり直し、ということもよくある、というお話でした。
おお、またこれも太極拳にぴったり当てはまるお話。
基礎がないのに表演大会に出て、グラグラしてマトモに立てないのを高級シューズでごまかす、みたいな話ですね。陳式なら、震脚とか発勁の物真似でプルプルしている人です。
基礎のないところに物真似を載せていても、戦えませぬ。
先日の私の教室では、手先足先だけにとらわれずに、胴体を動かしましょうと、床をごろごろ寝転がる練習なんかしておりました。
地道な基本功を長時間するのが辛い方々に、基礎って何かを感じてもらうためのエクササイズです。
套路の形は一通り覚えたようなZ氏には、基本功をミッチリ練って、套路に当てはめていきましょうね、と話しています。
修行のやり直しで、基礎からみっちり指導を受けられた私は、とてもラッキーなのです。
コメント