特発性血小板減少性紫斑病と診断されて大学病院に入院していた妻が、退院できました。
>>前回のお話
5月に、血小板が減りすぎているとのことで、入院してステロイド大量投与の治療、7月に、血小板が安定してきたということで退院。自宅でのステロイド服用に切り替え。
入院中は、検査漬けで、シェーグレン症候群ではないかという診断でした。
9月の検査で、血小板がまた減っているとのことで入院。ステロイドの効果が疑われて、輸血にて対応。担当が膠原病内科から血液内科へ。
検査やり直しで、特発性血小板減少性紫斑病ではないかとの診断。
どうも大学病院の治療が信頼できなくなり、一時帰宅のおり、セカンドオピニオンとして、漢方誠芳園薬局に相談に行って漢方薬を処方してもらいました。
漢方薬を服用して4日目の病院の検査で血小板の数が13万に増加。3万以下だと危ないといわれており、13万は正常値。ただし、ステロイドの服用はしているので、漢方が効いているとは説明できない。
2回めの検査、漢方開始から7日目の検査で14万。増えていっています。
11日目に、5万に減少。12日目は3万に落ちて、再びデンジャラスゾーンに。
増えたり減ったりしながらじわじわ上がると漢方の先生からは聞いていますので、私は慌ててませんが、病院は慌ててたようです。
19日目、血小板12万で、退院。
病院の提案していた、脾臓摘出、免疫抑制剤投与、血小板を増やす薬の投与のいずれも断ったところ、入院している意味がないとのことで、自宅でのステロイド治療となりました。
経過観察のために、週に2回の通院となります。
このまま、副作用たっぷりのステロイドを減らしていって、漢方だけで安定していけたら、万事OKです。
入院の費用
このひと月の入院費用は、約85,000円でした。難病指定で還付がありますので、たぶん返ってくると思うんですが、立て替えるにしても、なかなかの金額です。
でもこれも、健康保険を使っての費用でして、1回8,337点の輸血を5回もしているし、なんじゃかんじゃで装点数は145,602点となっておりました。
1点10円ですから、ぬわんと、この1ヶ月だけでも、145万円もかかっているのですねー。
145万円が8万円。健康保険はありがたいことです。
しかし、これが漢方だけで治ったとすると、月に3万円ちょいの漢方薬代だけですむことになるわけで、大学病院も漢方治療を取り入れれば、破綻しかけている日本の保険制度もちょっとはマシになるんじゃなかろうかという気はします。(漢方はそもそも実費ですが。)
さて、今後の自宅での療養で、どう変化があるのか、また追ってブログにて書き綴ってまいりたいと思います。
>>漢方誠芳園薬局
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