いつのまにやら、発力の時にブルルンと震える、抖勁はアタリマエにできるようになっておりましたが、それを生徒さんが真似しようとして、ブルルンと腰を振ったりして、おかしいんです。
「そんなん、せんでええです」と、教えようとも思わなくなっている自分がおりました。
ようやくわかってきたのですが、あれ、習ってできるもんでもないし、何かのテクニックでもなかったです。
私もかつて「かっこいい!」と思ってましたけど、真似しようとしてもできないし、やろうとすると変な感じになりました。
で、安田師父につくようになって、やっぱり「抖勁のやり方」なんて教わったことはなく、ひたすらゆっくり形の修正、各種武器を習い、ずーっとやっているうちに、いつのまにやら、抖勁が発生して、震脚もいい感じにできるようになっておりました。
超密着距離、重い武器、こんな条件の中でやっているうちに自然と内功重視になり、自然と現れる現象が抖勁でしたね。
しゃっくり出るとか、おならこく、みたいなもんです。出すもんじゃなくて、出てしまう。
太極拳をはじめて35年、やっとわかりました。
教えられるもん、習えるもんじゃないってことです。

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