陳正雷老師来日講習会

陳正雷老師が17年ぶりに来日、講習会をされるそうで、私は参加する予定です。

陳正雷老師は、私の師である安田先生の師でありますので、私にとって師匠の師匠すなわち大師匠、というのは日本風の呼び方でありまして、師父の師父は師祖、師公、師爺というのが本場の伝統的呼び方のようです。

ともあれ陳正雷老師は私の師爺になるわけですが、私が人生で初めて太極拳を学んだのは、実は陳正雷老師からなのです。

1992年、平成4年ごろ、私が大学3年生の時、琵琶湖の近所のどこかでの太極拳講習会に参加したのが、陳正雷老師との出会いでした。

京都のたぶん北大路駅(地下鉄烏丸線の当時終点)に貼ってあったポスターを見て、参加申し込みをしたように思います。

二日間の講習に連日で参加して、太極拳は全然覚えられませんでしたが、同じく参加していた鍼灸師の変なおっちゃんと仲良くなって、整骨院兼自宅に泊めてもらって、太極拳対少林寺拳法で腕試しをして遊んだりして、お客さんの施術中は、これでも見て勉強しときなさいと言われて、奥の部屋でエロビデオを鑑賞した思い出があります。

おっちゃんの名前は、たしかイワモトさんだったかなあ。それ以来お会いしていませんが、今は70歳とか80歳じゃないでしょうかね。

で、その後、陳正雷老師を招聘した武術団体に入会して、大学の少林寺拳法部の練習後に、太極拳を習いに通うようになり、そこで安田先生に出会ったのでありました。

陳正雷老師に習ったのは、2日間だけ。京都の教室で太極拳を習ったのは、大学卒業までの2年間だけです。

卒業後は、習った套路を忘れないように毎日ひとりで練習しておりましたが、すっかり自己流になってしまっていて、25年ほどのちに安田先生に再会して、最初からやり直し、となった話は、このブログで何度か書いたように思います。

それほどに思い出深い陳正雷老師に、17年ぶり、じゃないな、35年ぶりくらいにお会いできる!

振り返れば、陳正雷老師との思い出はほとんどなかったような気もしてきましたが、老師の講習会がキッカケとなって、今があります。感慨深いなあ。

楽しみです!

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