本当の低架式?

朝起きてすぐパジャマのまま、ベランダで站樁功から套路の慢練をしていると、なにげに低くやりたくなりました。

跌岔や雀地龍という低くなる動作はありますが、あういうかんじで懶扎衣とか六封四閉をやりたくなったのです。それが、スーッと自然にできました。

低架式って、おおむね太ももが水平くらいまで沈んだら低架だろうと思っていましたが、いや、もっと低く、お尻が地面スレスレまでだな、と理解しました。体が。

自ら沈み込むという感じではなくて、地面に吸い寄せられる気分です。

あーなるほど、套路ってこうなっていたのかあ~と、なんだかとっても重大なことに気づいたような気がします。体が。

太極拳って、ここまでできてようやく、真の姿が見えてきたような気がするなあ。今気づいたばかりなので、まだよくわかりませんが。

ただ、低架式がいいよ! とお勧めしているわけではありません。体を傾けて、足で踏ん張って、グラグラヨレヨレするくらいなら、やらない方がいいと思います。

何のストレスもなく、スーッと地面に吸い付く、というくらいでないと。骨盤が柔らかく動き、纏絲の勁が養われていないと、無理です。

低架でやる、というより、気づくと低くなってた、くらいの感覚ですね。

これからしばらくマイブームは低架式になりそうです。

パジャマのお尻がビリッと破れましたので、ちゃんと着替えてから練習します。

コメント