歩き方、というか、歩いている時の感じが、だんだんと変化していっております。
一歩足を地面に下ろすたびに、エネルギーチャージされる気分になってきました。
出した足に体重を載せると、胴体がボヨンと伸び縮みして、空気が入ってボワッと膨れ、プスッと抜けて、また次の一歩、というかんじで、空気は鼻から入ってくるわけですが、足からは地球のエネルギーがチャージされる、みたいな気分です。
エネルギー使用量より、チャージされる方が多いので、常にフル充電状態。コンセント繋ぎっぱなしのスマホとか、走っている限り充電され続けている車のバッテリーみたいなもんでしょうか。
先日、システマの授業で習った、揺らぎながら歩くのも、似た感じだと思います。
初心者に歩法を教える時って、ドスドスと勢いで歩かず、丁寧に片足に体重をまっすぐ載せて、次の足は、そろりと薄氷を割らない気持ちで出しましょうとか、足を広げやすい角度を探ってみましょうとか説明しています。
ちょっと上手になってきたら、丹田辺りが地面だと思いましょうとか、上下の浮き沈みも気にかけてみましょうとか、もっと上手になってきたら、螺旋の流れにそって、省エネで歩きましょうとか、階段もその気持ちで歩くと楽ですよ、とか言っておりますが、今の私のレベルは、言葉では説明し難くなってきました。
これは、最近実感してきた、骨盤や胸骨の動きとも、大いに連動しているように思います。
歩くだけでも、太極拳をやっている気持ちになれます。というか、日常生活すべてが、太極拳っぽくなってきたなあーと感じております。
また一歩、というか、一歩ごとに達人に近づいている!
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