本質的な話ではないのでどうでもいいのですが、先日の、武術ではない気とか無とかのセミナーで、ちょっと感じた違和感をメモしときます。
当事者が見て、気を悪くされたらいけないので、あらかじめ謝っておきます。
大したことではないのですけど、太極拳の講習会やセミナーでは感じたことのない違和感なのです。
先生のデモンストレーション、私は素直に凄いと思ったのではありますが、それをですね、たぶん身内の、道着を着たおばちゃんが、やたら褒めたたえるのです。
これはめったに見ることができません!見れた皆さんはラッキーです! 素晴らしいです!
…みたいな。
いや、わかってるちゅうねん、というか見て細かく分析、考察してまんねや、ちょっと黙っといてんか、みたいに思ってしまったり。
男性アシスタントも、今日はこんなことをする予定ではなかったのでは!? みたいに、皆さんはラッキーですアピールが多くて、いやそんなん知らんがな、そしたら他の回に参加した人、アンラッキーやったんか? と思ってしまったり。
(本当に先生が予定外のことをやりだして、アシスタントの人が困っておられたのかもしれませんが)
先生は淡々とやっているだけなんですが、周りの盛り上げがなんか押しつけがましいというか。(私を誘ってくれた友人はそんなことなかったですが。)
このノリ、この雰囲気、なんか経験あるぞ、と思い出したのが、統一教会とか神慈秀明会とか、あっち系なんですよねえ。
なんか言うたび、「明主様ありがとうございます!」と手を合わせたりする、あのノリです。教祖様をあがめるアレ。
あれって、冷静な思考能力が奪われるような気がして、なんだか好きじゃないのです。今回そこまではひどくはないんですが、似たような気配を感じました。
やっぱり、スピリチュアルな雰囲気を好む人って、そんな感じになるんでしょうかね?
あのノリは、なんか買わされるんじゃないかと警戒してしまいます。カルト宗教に付きまとわれた経験のある私ならではの感性かもしれませんが…。
私がいずれ講習会とかする立場になっても、スタッフには、妙な盛り上げ方はくれぐれもやめてくれとお願いしておこうと思います。
まあ、太極拳でそんなのは見たことありませんが…。どっちかというと、批判的な目を向けられるとか、挑戦者が現れる、みたいなかんじですね。
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