知ったかぶり

よく知らないことをペラペラしゃべって賢いフリをする「知ったかぶり」は、まことに良くないと思っております。

大阪には、9割推測アヤフヤ知識で断言しても、語尾に「しらんけど」を付記すれば許される、という特殊な文化がありますが、それでもアカン!

かつて一時、気の迷いで支持していた日本保守党の幹部が、知ったかぶり全開で無責任なデマを吹聴しているとの評判。とっとと見限っておいて、アーよかった、と思う今日この頃です。

党員は最初の一年で辞めました。テナントビルに、選挙ポスターを貼ってましたけど、今は無関係です。

私は、知っていることは惜しみなく公開しますけど、良く知らないことは正直に「知らんわ」と突き放せるタイプです。

仕事上の相談を受けることも、ちょいちょいあるので、無責任なことは言えません。

「あー、それは知りまへん。チャットGTPに聞いてみて」と言えます。

ライフワークであるところの太極拳についても、陳式太極拳については、まあまあ知識もありますが、楊式とか呉式とか、よく知りません。ましてや八卦掌とか形意拳とか少林拳とか、全然さっぱりわかりません。

知らんことは、語ることもないです。

知識ゼロでもなく、ウェブとか書籍で知りえる程度のことなら、知っていることもあります。

でも、体験してないことは、自分の言葉にはできませぬ。それは「知らん」ちゅうことです。

この業界(武術業界)にも、知らんことでもペラペラと、さも知っているかの如く語る人は、まあまあ、わりと、おられる気がします。

生半可な知識を私にひけらかして来たら、それが親しい人なら、愛情深く、一刀両断してあげます。

そうでもない人なら、スルーです。無視です。まあ、がんばってください、ってかんじです。

ムキになって、誤りを指摘したり、訂正したり、謝罪を求めたりしたところで、キリがないし、たいして意味もないし。

太極拳業界は大人(高齢)の世界なので、偽情報と気づいても、怒ることなくスルーする人が多いかもしれません。

右だ左だの論客の世界は、ホットですね。

あんまり関わらないようにしております。

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