新架式の練習をしていたら、突然、鋭いバージョンの震脚ができたのです。
普通の震脚は、上げた足がズーンと落ちて、足腰がダンパーのように、上下に揺れるものですが、鋭いバージョンは、ほとんど足を上げていない低い位置からでも、バシッと極まります。
しかも、骨盤の高さはほとんど変わらず、上下の揺れもありません。
あたかも、磁石のN極S極が、突然入れ替わったかのごとく、反発から、引き付け合う力に、瞬間的に変わって、地球に吸い付くかのようなのです。
足の力なぞ、ぜんぜん使っておりません。
内功です。
あー、ついにこの震脚が、できるようになったか!
この鋭いバージョンの震脚を、初めて見たのは、今から三十数年前、大阪城公園でありました。
今は亡き、蟷螂拳の西先生や、陳式太極拳の木邑先生がおられました。木邑先生の3歳のお子様も、金剛搗碓をしていたなあ。まだ、三十代か。今も太極拳してるのやろか。
で、鋭いバージョンの震脚をしていた人の名前は知らないのです。
ちょっと、ポチャッとした太極拳体型の、20代後半くらいの男性でした。大阪弁で話していたので、日本人だと思います。
それまで見たこともなかった、鋭い震脚をされてました。
発勁で石炭をくべるモノマネとかされていて、ユニークな人でした。
だれなんだろ? 狭い業界のはずなんですけど、ついぞわかりません。
震脚鋭いバージョン、安田師父も普通にされると思いますが、最初に見た印象は強烈でありました。
それが、とうとう自分でもできた、メカニズムはようわからへん、それでもまた一歩、達人に近づいた! って気がします。

コメント