チャンピオンへの道

昨年末に「全日本金メダルを目指します!」と宣言したもんで、「そうだ、チャンピオンへの道というシリーズを書いてみるのはどうだろう?」と閃いたのです。

が、チャンピオンへの道のイメージが、さっぱり湧きません。

府民大会で優勝したら、全国大会への招待状が来るのかな? ほんだら当日、会場に行って、表演するだけだ。

これがボクシングの試合だと、大会に向けて、色々とやることがあると思うのです。相手選手の研究をして、対抗策を練り、減量のスケジュールを組んだり、記者会見で罵り合ったり。

冷蔵庫の中でお肉を叩いたり、生卵を飲んで長い階段を駆け上がったり、不細工な恋人が可愛くなったり、トレーナーが死んだり、水槽の蛇口を針金で縛ったり、真っ白に燃え尽きたり、いろんなドラマも生まれることでありましょう。

でも、太極拳の大会で、そんなもん、なんもないなー。

日頃の鍛錬でいつでも準備はできてますし、そもそも特定の誰かと戦うわけでもないですし。出場選手が事前に分かったところで、なんか対策を変えるわけでもなし。

大会会場を下調べして、交通手段とか宿泊先をおさえとく、くらいか?

メンタル面での問題の克服はあるかも。

知らない場所で、どこに何時に集合で、呼び出しはどうとかよくわからずアタフタするとか、自分の出番まで、コートの脇でボーッと待っているうちに、内功が萎えてくるとか。

審判に見られて緊張するってことは、あまりないか?

安田先生仕込みのほんまもんの陳式太極拳を、とくと見よ! という気分でコートに出るだろうからです。

あとは、会場の環境との相性ですかね。コートの床が、板張りや薄いフェルト張りくらいならいいですけど、おととしの大会みたいにブワブワのマットだとやりにくいなあ。これは、会場に早めに入って、慣れておくしかあるまい。

ということで、事前対策はなんも無し。

「チャンピオンへの道」企画は、ボツです。

コメント

  1. パパだよ より:

    それ、ロッキーとジョーが混じってますやーん!

    • パパだよ より:

      あら、バレましたか! この頃は、はじめの一歩を読んでますが、話がさっぱり進まず、イライラします。

      …と、誰もコメントくれないので、自分でツッコんでみました。