日常生活が太極拳

体感がどんどん変化しております。

普段履きをカンフーシューズに替えてから、3か月ほどになりますが、長距離歩いても全然平気になりました。足の指をよく動かしているからか、少々寒い日もさほどガチガチにちべたい、ということはありません。

考えてみると、靴下の上に布シューズを履いているわけです。これが手なら、軍手の上にもう一枚手袋をつけているようなものですから、冷たい方が変ですね。

雨とか雪の日は濡れるのが嫌なので普通の靴にしますが、普通の靴だと、ちょっと浮いた感じがします。

地球との一体感を感じられるのは、やはりカンフーシューズの方です。裸足だとなお良いのでしょうけど。

体は、骨盤、腰、丹田辺りを中心として、纏絲で動いている感じが常にあります。上下がいつもそろっています。虚霊頂勁で立身中正です。

口を閉じている時の口中は、常に真空です。

日常生活の感覚が、套路の練習をしている時と同じになってきました。

緊張することもないし、ダラッとすることもありません。意識的にならずとも、自然にそうなっています。

変な姿勢になる方が、むつかしいかんじ。

駅とか、人の多いところに行くと、ほとんどの人の姿勢が悪く見えます。たまに良い姿勢の人を見ると、むむむ、やるな? 太極拳家じゃなかろうか? と思ってしまいます。

公園とかで套路を打っていない時でも、なんだかずーっと太極拳をやっているような感覚があります。

つまり一日中練習している状態です。

こうなると、上達していく一方って気がしてきます。

苦節35年、ようやくこの領域に入ってきたかあ~というかんじです。

コメント