自治会太極拳教室メンバーも、まあまあ歴の長い人もいて、他の教室から移ってこられた方もおられますし、たまには刺激的なこともしてみようと、二路や新架式もやってみた今日この頃。
私自身たいして上手でもありませんが、違った感覚を味わうのも良かろうと思いまして。
普段は、老架式の始めの方ばっかりですが、違うことをすると、意識が拡大すると思うのです。
二路も表演大会みたいに速くはしないで、丁寧にのびやかにやります。
動作の解説も丁寧にします。私自身、お、そうだったのかと気づきもあります。
新架式は胴体の動き、内功が強調されますね。
地味な老架一路も、実はこういう体の動きが内包されているのだと実感を得ることで、上達スピードが加速すればいいな、と思うのであります。
あまりにも初心者の人にやったら、ぐちゃぐちゃになると思いますので、やりませんけど。
老架式しか知らないと、わからないことがたくさんあると思うのです。
私自身、棍も刀も大刀も双刀も剣も扇も習って、二路も新架式もちんたらのんべんだらりと練習し続けて、推手もぼちぼちやって、ようやくつながった、なるほどなあ~みたいな感覚があります。
人前で披露できるネタを増やすのではなくて、太極門すべて網羅することで核が見えてくるといいますか、まだまだ欠けているピースがいっぱいあると思うのですけど、そういうことも、やらんことにはわかりまへん。
休憩時間に昇段試験の話がでたので、伝統拳には一遍拳から五遍拳まであるよと話していました。
一遍拳で形を作り、二遍拳で内功を練り、三遍拳で自由自在に発勁し、四遍拳で圏が入骨し、五遍拳では生きていることが太極拳、一周回ってタダの人に戻り、それを人生で3周繰り返す、9周繰り返せたら名人です、みたいな話。
千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで…みたいな気の長い話でありまして、それに比べたら、4段とか5段とか指導員資格とか、執着するほどの話でもないよねえ。
大会で金メダルを取るために、自選套路の同じことばっかり、タイムを計って動画を撮る練習なんて、貴重な人生の時間を使うほどのことか? と疑問を投げかけてみたり。
人は人、比べることはないのですけれど、私としましては、太極の道を生涯かけて追及していきたい、仲間にも喜びを知ってもらって、長く楽しんでもらいたい、あとに続く人にも、ちゃーんと伝わってほしいと思っておるのです。

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