小学校の合唱部に入っていた娘は、合唱部のある中学校を進学先に決めて、受験勉強も勝手に頑張り、見事難関中学校に入学、念願の名門合唱部に入部しました。
入学と同時に合唱部の活動に参加し、クラブ紹介アナウンス係をさせてもらったり、チラシのイラストを描かせてもらったり、入部半年にして、なんだか重要ポストに就かせてもらっているようです。
中高一貫ですから、ずいぶん年上のお姉さんたちに交じってなんですが、NHKコンクールや合唱連盟のコンクールやらに出場して、金とか銀とか取って、全国大会出場決定と、あれあれと進んできました。
名門と言えども、全国出場は偉業のようで、それも中学生も全員混じっての高校生部門の金賞、快挙!
先輩方は涙を流して喜んでおられたようです。
ところがうちの娘ときたら、はじめから全国に行くつもりでいたようで、しれっとしとるんです。
だって、うちはうまいもん、それに私も入ったし、と、ヌケヌケと抜かすのです。
自信もここまで過剰なら、立派!
確かに練習の裏付けもあります。夏休み中もずっと練習でした。それも、がんばってる!ってかんじではなくて、面白くてしょうがないんですねえ。
お休みの日も友達とカラオケだし、車に乗せても歌ってるし、夜中でも近所迷惑顧みず歌っております。起きている時間の半分くらいは歌っているんじゃなかろうか。
そんなに特別に美声とか上手という感じでもないんですけど、まあ、ひとかどのもんになるんじゃないでしょうか。
親としては、特にリードしていることはないです。(太極拳へのリードは失敗しました。)
やりたいこと、なんでもやったらええ、という方針でやってます。学びのための費用はケチらないことにしております。ボロは着ても、教育費はケチらぬ。
私もやりたいこと、好きにやっているところを見せておりますし、我慢とか辛抱というのがないです。
調子に乗って、鼻高々。そんな時期も必要でありましょう。
私は50を過ぎて、ようやく調子に乗ってきた感じですけど。
娘は今のところ失敗とか挫折は経験してなくて、それはこれから体験を重ねていくことでしょうが、やれる時にどんどんやっとけばええ、と思っております。
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