暑さは、判断能力や思考能力の低下を引き起こします。
車やバイクの運転が、頼りなくなります。
信号が青になって、横断歩道を自転車で渡ろうとしましたが、走ってくるバイクのエンジン音が、低くならない!
ヤバい! と思って、前輪だけチョコッと出して止まっていたら、バイクは、ビックリしたように急ブレーキで止まりましたが、苦笑いして、お辞儀して、また、走っていきました。
おいっ、まだ信号変わってへんで! 信号無視や!
イキったヤンキーとかではなくて、普通の若者でした。あれは頭が熱気でだいぶんやられておる。
バイクは、エアコンもついてないし、ヘルメットで脳みそが蒸されますからねー。
そこらじゅうでパトカーや救急車の音が聞こえてくるのは、事故が続出しておるのでしょう。
「悪いのは相手でも、死ぬのは自分」という我が家の標語を改めて娘に伝えまして、道路上での注意を促しました。
ところで、暑さで頭クラクラで事故を起こした場合、正常な判断ができない状態ということで、罪が軽くなるのだろうか? それとも重くなるのだろうか?
職業ドライバーたるもの、正常な判断能力を失っても、正常な運転ができるように、訓練が必要ですね。
戦闘機パイロットって、空気が薄いとかGの影響とかで、判断力が相当鈍るそうですが、訓練のおかげで生還できるってことを聞いたような。
武術を志す者も、正常な判断力をなくしても、正常に動けるように訓練しとかないといけないなあと思った次第です。
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