向上心よりメンツ

日曜日はD公園で推手なんですが、本日はお天気も悪く、小人数。

推手組はオバサマおふたりだけが推手の練習をしておりました。

そこに、表演大会金メダル常連のA氏(男性)が、なんだかんだアドバイスに来られました。

でもA氏、推手はしないのです。

「あんたも、推手しーや」とのオバサマ方の誘いに、A氏は拒否。

なんでかというと、下手なのはわかってるし、固いとか指摘されるのが嫌だからと。

ほんだら、えらそーにアドバイスすんな、と私は内心思ったりもしちゃうのですが、ここまでハッキリと宣言されると、潔さがありますね。

せっかくつかんだ今のポジションに執着したい、新しい挑戦などしたくない、メンツ大事で向上心のなさを宣言しているわけですが、それも本人の選択です。

何も悪くはありません。

あと何年がんばれるかわかりませんが、金メダルコレクションを増やしていただければと思います。

でも、A氏、体ボロボロなのですよね。表演、しかも自選の偏った練習ばっかりしてるので、本来の太極拳の構造からズレてるのです。

それを一生懸命やってるので、大会でポイントはとれても、見た目も美しくないし、実用に使えるわけでもなし、しかも健康に悪い…。

太極拳の神髄は永久にわからないでしょうが、本人の選択です。

私は、それまで習っていたいろんな太極拳とか推手とか、少林寺拳法3段のキャリアとか、ぜーんぶ捨てて、もしくは脇に置いて、ゼロから、基本のキから、やり直して今があります。

やり直して7年くらいで、今のレベルに上がって来ました。

A氏はまあまあ高齢なので、7年も後戻りは許容できないかもしれません。金メダル数、史上最多を目指す方が早いかも。

しかし、前途ある若者には、食品サンプルみたいな表演、ポイント争いのハリボテ競技じゃなくて、何百年も続いた伝統武術を学んでほしいなあ~と思っております。

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