骨盤を常に意識しだすと、開合の感覚が変わってきました。
開くのと合わせるのは、せいぜい胸骨や肩甲骨あたりからの感覚だったのが、もっと深いところから、開いて合わさる感じになってきました。
この深いところってのが、丹田じゃなかろうか。
金剛搗碓、懶扎衣、六封四閉、単鞭、この最初の一連の動作だけでも、相当な変化がありました。
外形的にはなんも変化してないように見えるかもしれませんが、推手をしたら、全然変わっていると思います。
推手もこのところずいぶん変化しておりまして、昔はよくわからんまま、たまたまうまくいったり、やられたりしておりましたが、今は相手の感覚もわかるし、勁の流れもわかるし、相手を崩すも自分が崩されるも、あらかじめ見えています。
あらかじめっていうのは、一瞬先です。一瞬と言っても、0.00001秒とかじゃなくて、1秒はかかってないけど、わりと余裕があります。
あーやられるなあーとわかるんですけど、相手の技量の方が上だと、回復が間に合わない、もしくは回復させる動きにも変化で合わされる感じですね。
私の技量の方が上ならば、あーしかけてきたなあー。じゃあ、これでいかが? お、予想どおりになった!てなかんじ。
これからは、相手の骨盤の動きも読めてくると思いますので、ますます精度が高まると思います。
話は変わりますが、最近キックボクシングのフィットネスを始められた、昔から知っている女性と、一緒に飲みに行きまして、色々お話を聞けました。
パンチって、手で殴るものだと思ってたら、腰の動きだったのね! てな感想で、おもしろくてしょうがない! との気分がありありと伝わってきました。よいですねー!
動画をSNSにアップしていると、いろんな人から、あーせい、こーせいと上から目線のアドバイスが来るそうで、やかましい、こっちはプロの指導を受けてるんじゃ!との気持ちになるんだそうな。
あー、わかるわかる!
中途半端な者ほど、口出ししてくるもんです。
最高齢チャンプを目指す! と大きな目標を掲げられました。
私も最高峰太極拳家を目指します!
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