金剛搗碓

月に二回ほど、自治会でマンション公園の掃除をやってまして、掃除のあと、きれいになった公園で太極拳の練習をする習慣になっております。

日頃から、お手入れが行き届いているので、いつもキレイなのですけど。

今回は、公園の草刈り業者(市の委託)が作業に入ってくれてたので、掃除はなし。

しょうがないので、もう日も高くなっておりましたが、いつも黎明に站樁功をしているベランダで、練習しました。

なんとなく、金剛搗碓ばかり一時間ほど。

同じ事ばかり延々とやると、細かい気づきがあるものです。老架式新架式を織り交ぜて、毎回ちょっとずつ角度や高さ歩幅など変えてみたりすると、体の感じの違いに気づく練習にもなります。

この角度だと、纏絲の感じがちょっと薄いなーとか、この部分って、こう変えても成立するなーとか、ざーっと套路を通している時には見過ごしがちな点が見えてきます。

なるほど、たしかに金剛搗碓は陳氏太極拳の母式であるなーとつくづく思えてきます。

教室では、こんな練習はやりにくいので、孤独な一人練習でじっくり練るのが良いですね。

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