キックボクシングと太極拳の初心者コース比較

古い友人、飲み仲間が、キックボクシングを始められたそうで、Facebookで練習風景をあげておられました。

お年はたしか40くらいだったかな? ハツラツとした美しい女性です。がんばってるなー。

トレーナーにミットでパンチキックを受けてもらっている動画は、いかにも初心者!ってかんじでほほえましいです。

さて、キックボクシングって、初心者が始めるのに敷居が低い感じになってますね。

昔のイメージって、怪しげなガラの悪い連中の格闘技ってかんじでしたけど(そんな風に思ってたのは私だけ?)、いまはお姉さま方が爽やかに、ちょっと汗を流す健全スポーツって感じ。

いきなり、キックやパンチを受けてもらって、手ごたえ足応えもあって、やってる感、達成感があって、満足できます。動画で見れば、なんかカッコいいし。インスタ映えします。

トレーナーに受けてもらうのが5分、あとは自転車とか、縄跳びとかやって、30~40分のエクササイズ、運動量もほどほどで、ちょうどいい。女性にも、子供にも楽しめましょう。

もちろん上級者になるには、色々と大変な修行をしないといけないでしょうが、初心者の楽しい取り組みが、そのまま上級への道につながっていて、先が明確で、やる気が維持できると思います。

この点、太極拳は負けているなあ。

お年寄り向けのゆっくり体操は、何年しようがゆっくり体操のままでありまして、本格的な太極拳に取り組もうと思ったら、そこはスタート地点ではないのです。

意味不明なのに筋肉痛になるエクササイズとか、突っ立っているだけの退屈なエクササイズとかがスタートです。お友達に自慢もできないし、Facebookにアップする気も起きませんでしょう。

制定太極拳が上手になっても、伝統拳を始めようと思ったら、はじめからやり直し。今までのは何だったんだ、てな話になります。

ヤングや、子供の興味を引くことは、難しい!

若い人に太極拳の本当の面白さを伝えていこうと決意した私は、初心者がすぐ取り組めて、面白い!と情熱を維持できて、それが本格的太極拳につながるエクササイズを考え出さねばなりません。

昔の陳家溝だと、村中でイベントがあったり、日頃から子供同士が推手で遊んだりしてたんでしょうけど、今の世の中でそれは無理。

ある程度、年齢を重ねた人なら、言葉で作ったイメージで情熱を燃やしつづけてくれるかもしれませんが、子供には通じませんね。

子供食堂で実験しよう! と思ったんですけど、子供食堂って月に一回の開催で、しかも、くる子は毎回違う、ってかんじなので、一回限りの体験にしかなっておりません。

なんか、いいアイデアないかなー。考え続けておれば、そのうち閃くでしょうかねー。

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