謙虚に生涯学ぶ

私の太極拳の練習は、現在こんなかんじです。

毎朝、日の出を見ながら站樁功。その流れで套路練習をしたりしなかったり。

套路と武器の練習は、だいたい日暮れからやります。その日の都合で、真夜中になったりもします。

夜は、時々、合気道の人がやってきて、一緒に練習します。

昼は、夏の間はあんまり練習しなかったですが、涼しくなってきたので、お昼休みは練習するかも。

月曜日の午前は、マンションの自治会教室で先生役をやります。

火曜日の午前は推手道場です。

日曜日は、他に用事がなければ、近所のD公園の集まりに参加して、推手です。

推手の場はN先生に揉まれる場ですが、だんだんと他の人の先生役をすることが増えてきました。

月に一回、異流派推手交流会で、いろんな人とお手合わせします。刺激が多い、お楽しみの時間です。

習いに行くのは、土曜日の夜、地元の陳式太極拳教室です。上海系の新架式です。ただ、土曜の夜は、別のイベントと重なることが多くて、最近参加回数が減っております。

木曜の夜は、楊式太極拳の教室も行っておりましたが、すっかりいかなくなってしまいました。

いこうかなーと出かけたものの、何をやるのかわかりきっているし、上達につながる要素はないし、出鱈目っぷりを黙って見ているのは精神的に苦痛だし、想像すると意欲が萎えて、やっぱり一人で練習しとこ、とか思ってしまって、途中の公園で、陳式老架式の套路の練習をしてたりします。

安田先生の京都の教室は、月に1回か2回、習いに行きたいと思っていますが、土日開催なので、他のイベント(私が役員になっているもの)と重なることが多く、そんなに行けてないです。遠いので、気合も必要です。

個人レッスンは、おおむね月に一回お願いしています。

先生と日程のすり合わせをして、2時間クルマを運転していって、3時間習い、帰り途中の道の駅で、レッスン内容をノートにまとめ、芝生の広場で小一時間ほど復習してから、3時間かけて帰ります。

帰りの時間の方が長いのは、運転中に思い出したことを、パーキングエリアで、ノートに書き足したりするからです。(夕方は道が混むということもあります)

個人レッスンの日は、特別な一日ですね。

レッスンを受けるたびに、一歩達人に近づくような気がすることもありますが、たいていはゴールがさらに先に伸びて、ますます遠のいた気分になる方が多いです。

まだ習ってるの? と驚かれることが、たまにあります。公園とかで教えてる人からですけど、先生なんだから、もう教わることもないでしょう、みたいに思われているようです。

いやいや、とんでもない。

習いに行くたびに、自分の未熟さを思い知らされます。できていると思っていたことが、どれほど修正させられることか。

死ぬまでに完成ってあるんだろうか? というほど先の長い道のりです。

初心者にはわかるまい。

先日YouTubeチャンネル登録したオペラ歌手の車田先生も、いまだに先生やコーチからレッスンを受けると話しておられました。

一人の練習では気づかないことがある、指摘してもらって改善できることは、いつまでもある、プロになっても同じ、というお話で、とっても感銘を受けました。

初心者、素人ほど自分を過大評価しがち、それは聞く耳がないので仕方がないとも話されてました。

聞く耳、見る目、感じる体ができてくるほどに、自分の未熟がわかるものです。

謙虚に学び続けたいと思います。

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