夜の公園で猫に囲まれることは多いのですが、夕方の公園で、カラスにとり囲まれました。
NT天皇陵の前にあるD公園には、お濠に囲まれた小さな古墳がたくさんありまして、そのうちのひとつのお濠の横の芝生の上で、套路の練習をしておりました。
古墳には大木がたくさん茂っており、カラスがいるなあと思いながら、ゆっくり老架式一路をやっているうちは静かでしたが、二路の激しいところに差し掛かると、いきなりカラスどもがギャアギャアと鳴きだし、スクランブル発信のように、何十匹、もしかすると100匹くらい飛び出してきたのです。
そして、100匹のカラスが私の頭の上をグルグル旋回して、これは集団爆撃か? とビビりましたが、爆撃はなくて、収式に至るまでギャアギャアと飛び回っておりました。
套路を終えたら、皆様、どこかに飛んでいきました。
たまたまお出かけのお時間に重なったのかもしれませんけど、私の発散させているエネルギーがカラスどもを興奮させたのかもしれないなあと思ったりした次第です。
爆撃してこなかったところを見ると、怒らせたわけでもなく、スタンディングウェーブ(フライイングウェーブ?)で喝采を送ってくれたのかもしれません。
まあ、珍しい体験で、面白かったです。
カラスの団体に取り囲まれることを不吉と思うか、八咫烏に守られて縁起が良いととらえるか、受け取り方次第ですね。
そもそも出来事に意味はなく、意味のないことに意味づけするのが人間ですから、いいように考えた方がお得です。
ラッキーなことがある!と思っときます。
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