「体の芯を探すのが太極拳」だと習ったのです。
体の芯! なんだろう。丹田? 重心点? 回転軸?
どれも当てはまるような気がするし、どれも違うような気もします。
当然ながら固定された一点ということはないでしょう。動きに伴って変化し続けるものであるはず。
よくわからんなーと思いつつ、体の芯を意識しながら套路の練習をしていると、はー! これだっ! という感覚がありました。
スパンッ!と、体が、ものすごくシャープで、無駄のない円運動をしたのです。
体内のどこか一点が芯になっていた感じがします。
立体的に回転する物体の、ド中心と言いますか、地殻があってマントルがあって核があって、その真ん中、みたいなかんじ?
人体は地球みたいにまん丸ではないので、ど真ん中ではなく、端っこと端っこから対角線を引いてきて交差するところでもないです。
丹田とか鳩尾とか、そのあたりをウロウロしている感じがしますが、武器を持てばまた芯は変わるかも。
なんにせよ、新しい感覚を得ました。
また一歩、達人に近づいた!
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