「体の芯を探す」と、前回の指導で教わってから、ずっと体の芯を探り探り練習しております。
ハッキリクッキリスッパリ、ここが芯だ! という感覚はまだないのですが、だいたいこの辺りかなあ~という感じはしてきました。
でも、ピンポイントの固定ではなくて、ここでもいいし、ここらでもいいような気もするし、この辺でもわりとシックリくる、みたいに流動的です。
たとえば、老架式二路に、沈墜しながら両拳を内から外に勢いよく打ち出す「裹鞭裹鞭」という動作があります。
裏表で3回ずつ、合計6回、連続で同じことをやりますが、毎回、芯の位置の意識を変えてみても、違和感なく、それなりに打てます。
上、中、下、とやれば、3種類、芯の位置と打つ位置の組み合わせを変えれば、3×3×3で、27通りのバリエーションができます。
もしかしたら、そのために6回も繰り返すように構成されているのか?
作った人にはもう聞けませんので、わかんないですけど。
套路の中に、同じ動作の繰り返しは他にも結構ありますが、それぞれ芯の意識を変えてみれば、あんがい面白い練習になるのではなかろうかと思ったり。
単鞭とか掩手肱拳なんて、何回も出てきますものね。
思い付きで言っておりますので、それが正しいかどうかはわかりませんが、ちょっくら時間をかけて検証してみようと思います。
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