太極拳の練習の時はカンフーシューズを履きますが、普段歩くときはトレッキングシューズです。
長時間カンフーシューズで歩くと、足が痛くなるので避けていたのですが、システマの先生が、年がら年中、底の薄っぺらい、細い紐の草履を履いていて、いいよ! と言われていたので、太極拳専攻の私としましては、カンフーシューズで歩くことにしてみました。
薄っぺらい草履の何がいいのかというと、足の裏の肉がついて、冬でもぽかぽか暖かで、歩き方も変わる、ってことなのです。
で、カンフーシューズで一時間ほど歩いてみると、地面の材質によって、足への優しさが相当に変わることに気づきました。
芝生や地道と、舗装路では全然違います。なるべく舗装路は避けて、芝生の上を歩きたくなります。
地面が柔らかければ、足裏全体で着地しますが、舗装路では、肉球からそーっと着地したくなります。
地面のデコボコに適応できるよう、足の裏とか指の骨を、柔らかく動かしたくなります。
トレッキングシューズを履いている時とは、歩き方、足の使い方、体の使い方、立ち方まで、かなり変わります。体の芯の位置も違うように思えます。
これはまた一歩、達人に近づくための方法をゲットしたなあーと思うのです。
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