南海トラフ巨大地震の話を、中田敦彦のYou Tube大学でやっておりました。
南海トラフ地震が起きるのが90年から150年周期。40年以内に巨大地震が起きる確率は90%。
大地震が起きない可能性は0%という話ですね。
防災士として、マンションの自治会で講演もしましたが、地震の仕組みとかは話をしなかったなあ。
陸地での直下型地震というのは予測がつかないそうですが、海で起きる地震は、プレートの歪によるものなので、科学的に予測できるそうです。大昔の文献にも記録されているので、それも資料になるそうです。
太平洋からジワジワと押してくるプレートが、日本列島が載っかっている側のプレートに潜り込んで、目一杯エネルギーが溜まって、限界が来たところで、ズルリ、ポンと跳ねて地震になるのですね。
これってなんだか太極拳の化勁、蓄勁、発勁のメカニズムに似ていますね。
発勁は一瞬ですけど、地震は100年かけてゆっくり蓄勁していくのです。そりゃエネルギーも巨大になりましょう。
地震に備えるためには、社会のシステムを整えるとか、備蓄をしておくということも大切ですが、ひとりひとりの個人としては、野性的に生きる能力を高める、というか取り戻しておくことも重要だと思います。
サバイバル知識や技術を持っておくことも必要になるだろうし、なにより体力はいりますし、病気や飢餓に耐えなければいけないでしょうし、地震くる!という勘のあるなしで、生死を分けるかもしれません。
混沌の中、群れで助け合う能力も、群れを守る戦闘能力も必要になるでしょう。
私はせいぜい、家族に太極拳を教えておくくらいのことですが、なにもしないよりは良いと思っております。
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