実家の庭はウバメガシの生垣に取り囲まれておりまして、剪定は私がしております。
年に2回か3回ほどやってきてましたのですが、この1年間はサボっておりまして、枝がボーボーに伸び放題になっておりました。
もうすぐ祭りで、家の前を布団太鼓が通り過ぎるもので、それまでにきれいにカットせよ、と母からの指令で汗をかいております。
こまめに剪定をしていれば、先っちょを切りそろえるくらいでいいんですが、伸び放題ですので、1メートルくらい切らないといけません。枝もぶっとくなっており、ふつうの枝切ばさみでは刃が欠けますので、太い枝用のを使っております。
それでもけっこう力がいるのですよね。ゴムのイボイボ付きの軍手をはめて、長袖長ズボン、帽子に首に手拭い、地下足袋は履いてませんけど、脚立に上って、なんか植木職人っぽいです。
手前が剪定した部分、奥がまだのところ。トイプードルみたいになってます。
切るのも大変ですが、切り落とした葉っぱや枝を、ビニール袋に詰めて処理するのも大変。側溝に嵌りこむので拾い上げるのも大変なんです。汗だくでヘロヘロです。
刀術と、低架式のいい修行になっております。ありがたいなあ。
今年は蜂には遭遇してませんが、毛虫はいてます。
ウバメガシって樫の一種らしいのですが、ぐにゃぐにゃに曲がっていて、木刀の原料にはなりません。備長炭の原料にはなるらしいですが、そこまで太い枝ではないので、使いようがないです。
ドングリができるらしいのですが、うちの実家のはドングリがなりません。なんでかな?
実家の庭は、わりと広くて、私が高校生の時は、庭で犬が遊んでいて、私も少林寺拳法の練習などしておりましたが、なんだか植木屋にそそのかされて、庭石など入れて、せせこましくなってしまいました。
十三杵くらい振れるくらいのスペースにはできそうなのですが。そのうち、昔みたいに広くしてやろう。
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