まず始めにお断りしておくと、私は刀剣の類が大好きです。
毎朝、サバイバルナイフでリンゴを一刀両断して、砥石でお手入れをしてます。
木刀、木剣は20本以上所持しております。自作品も多数。
軽犯罪になりかねませんが、アーミーナイフ(スイス製十徳ナイフ)はいつも持ち歩いています。仕事で使うもんね。
博物館や宝物殿で古い刀の展示があれば、しばらくその場で立ち尽くします。
表演用の刀剣も何本か持ってますが、アルミとかステンレスのパッチもんにはあまり魅力を感じません。
私は生まれも育ちも大阪府堺市。包丁の町です。
祖父は、包丁の研究者でした。ステンレス包丁を開発したのは何を隠そう私の祖父です。(と母が言ってた)
しかし、祖父が母に持たせた嫁入り道具は、ステンレス製ではない伝統の堺包丁でした。堺包丁はええです。お手入れのし甲斐があります。
本物の日本刀、欲しいなーとは思いますが、持ってしまったら最後、毎日そちらに時間を取られることは確実、太極拳の修練の時間を奪いかねないので、我慢してます。
私は小学生の頃から剣道道場に通い、中学では剣道部所属でした。いまだに居合の経験はないのは、やり残している感があります。巻き藁を日本刀でバッサリ切ってみたいですけど、ちょっとした木の小枝くらいなら、アルミ刀でもバッサリできますので、まあいいか。
さて、どうでもいい与太話を書き連ねましたが、百田尚樹先生のYouTube、ありゃ問題です。
ご友人から頂いたという現代刀の解説だけでしたら一向に問題はないです。日本刀にまつわるウンチク話も楽しいです。百田節で日本刀についてしゃべくってくれるのは嬉しいです。
しかしですよ。
日本刀の話をする前に、決裂した、かつての盟友、飯山あかり氏を訴えたる、という悪口をやっとるわけです。
その後で日本刀を持ちだして、見せびらかすって、ほとんどヤクザの脅しですやん。
別に脅してないよ~、監禁もしてないよ~、いつでも電話していいし、出ていってくれてもええねんで~、といいつつ、ものすごいプレッシャーをかけるのがヤクザの手口です。
百田尚樹氏は、刀剣の扱いは素人なんだと思います。持ち方も変だし、全然迫力ないし。
もらった刀の紹介しただけやん、と言われれば、そうなんでしょう。
しかし、武道家でもない一般女性が、パソコンのモニター越しとはいえ、訴えたる!とほざいている相手から日本刀をちらつかせられたら、どんな気持ちになるか、想像できない方が頭が狂っております。
何を言い訳しようと、ありゃ脅迫でしょう。
百田尚樹チャンネルの数千人の視聴者が、「飯山をバッサリやっちまえ!」とコメントで盛り上がっているのも、計算の上でしょう。どう見ても煽りです。
「ワシは構わへんねんけど、うちの若いもんに気の短いのがおるよってな…」みたいなかんじ。
私は、木刀を腰に構えただけでも、怖い!って言われます。
夜中に公園で武器の練習をしております。人からどう見られるか気になります。
なるべく人目につかないように練習しておるのです。人に恐怖感を与えたら、あきまへん。
百田先生からは、恐怖感を与えようという意図がまるわかりです。
いや、そんなつもりは全然ない! といわれるかもしれません。
しかし、受け取る側がどう感じるかです。セクハラもパワハラも同じでしょう。
小説家として尊敬する百田先生でありますが、これはアカンわねえ~。
日本保守党については、すでに見限っていることは前にも書きましたが、ますますあきませんねえ。
あまりに浅薄。軽薄。ちゃんとしてない。
期待していただけに、というか、期待はもう既に消えてましたけど、ますます残念です。
コメント
初めまして。ブログ拝読致しました。
事後報告で申し訳ございません。
Xへリンクを貼り付け紹介致しましたが、問題であれば削除致します。
Tomatoさん、こんばんは。
Xの投稿、拝見いたしました。
とくに問題はないように思います。ご紹介ありがとうございます。
日本保守党については、色々と思うところはあるのですが、知り合いに関係者もありまして、あんまり関わらないでおこうと決めていたのですが、このたびの日本刀の扱いが、あまりにあまりにあまりにもなあ~、これ、刀を差し上げた人も怒るんちゃう? とか思ったりして、つい、うっかり、自分で禁を破って書いてしまいました。