絵をかいて上達する

太極拳の生徒さんのために作っているテキストには、イラストを描いております。

套路のイラストです。

まだ武器を教えることはないのですが、各種武器のテキストも、習っている端から作成しております。

拳にしても武器にしても、習っている途中ですので、イラストも説明も不完全です。

何か月かして、見返してみると、間違いに気づきますので、書き換えます。

書き換えたイラストを、また数か月後に見返してみると、またまた荒に気づきます。

鏡を見たりしながら、精度を上げて、またまた書き直しです。この繰り返しです。

するとですね、絵が上手になっていくのは当然としても、自分自身の形も良くなっていきますね。

客観的に、おかしいというところに気づくからだと思います。

先生の指摘を、自分のイメージ内では修正できているつもりが、イラストを描くためにチェックしてみると、できていなかったということに気づくわけです。

あいまいな部分もなくなってきます。

こういう作業をする人は、あんまりおられないでしょうが、けっこう上達の役に立っているんじゃなかろうかと思っております。

たいへん邪魔くさい作業ですので、おすすめ度は低いですが、套路練習を熱心にしている割に伸び悩んでいるという人は、試してみると良いかもしれません。

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