中学一年生の娘が、学校で開催される英語スピーチ大会の、クラス代表になったそうなのです。
ほーなかなかやるやんか、ちょっとやってみ、と喋らせてみたら、え、マジで!? とぶったまげました。
私が中学一年生の時は、ディッス・イズ・ア・ペンくらいしか喋れませんでした。(ペンパイナッポアッポッペンは当時まだありませんでした)
高校生になっても、スピーチなんてできませんでした。
大学生になってようやく、京都観光に来た外人に道を聞かれて、「だいたいあっちのほう。わからんようになったら、そこでまた誰かに聞いてください」と英語で話せるようになった程度でした。(中国語の方が、ちょっとマシだったかも)
その私の娘がですね、なんかペラペラと、ネイティブな発音で、あたかもスティーブジョブスがiPhoneのプレゼンをするかの如く、淀みなくしゃべるのです!
びっくらこきました。
そして、スピーチの内容がですね、
この自転車は、赤やら青やらいろんな色があって、お値段は何ドル、今買えばTシャツがオマケでついてくる、このマウンテンバイクはお値段ちょっと張りますが、こんなこんないい自転車で、おまけがこれ、おっとお客さんお目が高い、こちらは我が社伝統の一番おススメ、お値段なんとたった何ドル、お買い得! というような自転車のセールストークだったのです。
なんでやねん!
まあ、セールストークというのは、良い修行にはなりますね。私も話し方教室で、日本語の早口言葉「外郎売」の口上を覚えたものです。
自転車セールスは、学校提供の選択課題だと思うのですが、だとしたら先生、なかなかセンスあるなあ。ライティング訓練もセールスレターがいいですものね。
おまけと値段で釣るというセールス法は、販売手法としては二流のような気もしますが、それはこのさいどうでも良いとして、娘のスピーチの上手さはどうよ。さすがアニメ声優を目指しているだけあるなあ。
インターナショナル保育園出身ということも効いてるのだと思います。卒業してからはすっかり忘れていたような感じですが、ちゃんと記憶に残ってたんでしょうね。中学生になって、ネイティブ発音が炸裂!
なんでも面白がって、やっとくもんです。
あまりパッとしないバレエも、ダラダラいってるおばあちゃんの茶道教室も、お馬さんに遊ばれている乗馬も、一年だけ行った浜寺水練学校、いちおう金メダルもらった長拳、グチャグチャのセオリー無視の絵ばっかり書いてたアートスクール、小1から友達と共同制作していたようわからんマンガ、楽譜なしで弾いてるピアノ、そしてこちらは本格的で大阪府コンクール金賞の合唱など、その道に進まなかったとしても、すべて将来につながって、身を助けることになろうかと思います。
親の負担は大きいですが、私が自分自身にお金のかかることってそんなにないし、妻もさして贅沢しないし、余剰資金はないですが、子供の教育にはガンガンじゃぶじゃぶと資本投下をしていこうと思います。
誕生日プレゼントは、コンデンサーマイク買って~とねだられておりまして、目を剥く価格でしたが、頑張ろうと思います。
|
コメント