太極拳でもっとも出現回数の多い動作が、単鞭でしょうか。
陳式では金剛搗碓が看板動作みたいなかんじですが、太極拳全般として、単鞭がもっとも太極拳っぽい形だと思います。
その最も練習しているはずの単鞭なんですが、安田先生の指導で、毎回毎回直されます。
できたつもりになっていても、また直されます。
できたつもりだったのは錯覚であり、できてませんでした。
もう5年以上、毎回直されています。
なんという難しい形であろうか。
しかし、今度こそ! 単鞭感覚を掴んだような気がします。
腕の開き具合、肘の角度、肩甲骨や骨盤の在り方、胴体の緊張度合いなど、カチッとハマった感じがするのです!
でも、次もまた直されるかもしれません。
達人への道は、絶望的に遠いなあ~と思ってしまったりしますが、修正されるたびに、ちょっとづつ達人に近づいているのだと思って、喜びます。
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