推手道場ではいつもサンドバッグとか、白蝋棍とか、鉄パイプとかと戯れております。
サンドバッグと戯れながら、自治会太極拳教室にも来てくれている70歳代の女性を見て、ふと、寸勁も打てるんじゃないかと思えてきまして、ちょこっと教えて、やってもらったら、できました!
基本も套路も推手も、私が教えているメンバーの中では一番よくできてる人ではあります。
寸勁っていうか、いわゆるゼロインチパンチ? そんなたいしたモンでもないですが、これができれば太極拳の発力動作がグッと本格的になると思うのです。
実験方法。
右足を前に出し、右拳をサンドバッグに押し付けます。
掌でもいいのですが、肘の角度など考慮すると、拳の方がやりやすいと思います。
全関節を八角形の角度にしておきます。
体を傾けず、体重を後ろ足から前足へ移動、骨盤が左45度に方向転換し、胸骨が開き、重心が沈み、右拳の勁はサンドバッグを貫き、左肘の勁は反対側に。
息を抜きながら一気にやると、サンドバッグが大きく揺れます。
体で押し込まず、腕を伸ばさず、床を蹴らず、開合と骨盤の動きで打ちます。
体重移動が難しければ、移動なしでもできます。
ゆっくりでも打てます。
目線は、サンドバッグ側から、打ち抜いた時には、ヘソ方向に。
かんたんです。
でもこれ、寸勁のデモンストレーションをやりたいわけでなくて、ちゃんと基本ができてたら、こんなのはカンタン、ていう体験実習だったのでした。
肘とか脚とか、あらゆる動作に当てはめられると思います。

コメント