スタッドレスタイヤの処分方法

中古車屋さんの裏話

雪国から仕入れたクルマに、よくスタッドレスタイヤが積んでありました。

車を買い換える時、古いタイヤが邪魔になるんでしょうね。ほとんど新品みたいなのもずいぶんありました。

中古車を売る時はスタッドレスタイヤはおろしますので、展示場の隅に色んなサイズのスタッドレスタイヤが山積みになっておりました。

私の勤務地ではあまり雪がふらないんで、使いようがないんですね。

タイヤを山積みにしておくと、水が溜まってボウフラが湧いたり、ハチが巣を作ったりしてロクなことになりません。

燃やすと真っ黒な煙が上がって、えらいことになります。(というか廃棄物処理法と大気汚染防止法違反で逮捕?)

 

そんなタイヤを喜んでもっていってくれる人がいました。

ロシア人の貿易業者です。

彼らは、ほとんどポンコツの中古車を大量に買って、船に山積みにして、ウラジオストックまで運びます。

そこからモスクワまで自走で走っていくそうですが、あまりに遠いので途中でタイヤがなくなるそうです。

だからタイヤはいくらでも欲しいと。

それでも何割かはモスクワまで辿りつけなくて途中で放置されるんだとか。

ホントかどうかわかりませんが、ロシア人がそんなジョークを飛ばすほどのユーモアがあると思えないので、ホントだと思います。

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