太極拳 腰の使い方

太極拳練習日記です。

現在は基本的に週に四回、教室や道場に通い、套路や推手を学んでおります。

套路は楊式と陳式、推手は、楊式を主に、ときどきは陳式や、たまに呉式の先生も教えてくれたりして、なかなかハイブリッドな感じになってきております。

ある先生は、あまりゴチャゴチャ色々と習うと混乱するから、最初はひとつに絞るべし、と言ってくれます。

初心者は、たしかにそのとおりだとも思いますが、私の場合、20歳くらいから少林寺拳法と陳式太極拳を並行して練習してきて、その違いとか共通点とか、いろいろ考えてきたこともあるし、いまさら、ま、いいっかーという気もしております。(とはいえ、まだまだ初心者レベルなんですけど。)

ところで、太極拳の先生って、協会のトップにいるような先生は別として、ひとつの流派だけをしている先生って、わりと他の流派をけなすというか、認めないという気配を感じてしまいます。

空手と合気道とか、違いすぎるとかえって自分のところにないものを受け入れようとするのかもしれないですけど、太極拳同士、近いだけに却って差別を感じるのかも。

しかし、広い目で見れば、○○式太極拳なんて、どこも微妙な差ですわね。(当事者にすれば大きな違いがあるのかもしれませんが…)

私は性格的なものか、なんでも鷹揚に受け入れるタイプなので、悪くいえば八方美人ですが、先生ごとに教えてくれることを、素直に学ぶようにしています。

確かに、いわれるような違いはありますが、しばらくやっていると、違っているようで、つながることにもピンと気づきますね。

あっちでいうコレは、このことかー、なんて。(誤解の可能性もあります。)

実地に習う以外にも、本を買ったり、ネットで検索したり、広く情報に触れるようにしています。

ネット情報って、怪しげなのが多いものですが、その中では、最近見つけた「太極武芸館」という道場のサイトが勉強になるな~と感じています。

>>太極武芸館(ブログの小説も面白いです。)

こちらは陳式太極拳の道場のようですが、目からウロコ的考え方や、練習方法が紹介されています。こちらの道場にもぜひ通いたいと思うのですが、ちょっと遠すぎるので、見学はまたいずれ。

サイトで紹介されていた、階段を後ろ向きで昇り降りとか、バランスボールに乗ってみるとか、腰で歩くとか、金剛搗碓を超低架式でやってみるとか、蹲踞の姿勢で子供と相撲を取ってみるとか、すぐできるものは自分で試しており、なかなかいいじゃないか!と感じております。

太極拳は腰で動く

ところでタイトルの話に戻りますが、腰で動くというか、腰が先と言うか、腹で動くというような話は、わりと以前から聞いておりましたが、どうも実感できたことがありませんでした。

どうしても足や顔が先に動いて、全体的にフニャフニャしておりました。

このことをなんとなく理解できたのが、つい最近、推手の練習で、上体を捻るな、と言われたときです。

体を回転させる場合は、どっちか片足の上に乗っている重心の軸を外さず、腰というか、ヘソの向きを回転させ、鼻の向きもヘソに合わせなさい、という話。

ヘソの向きを転回させるには、背骨をグリグリと回すのではなく、動かすのは足の付根の大腿骨のジョイント部分です。(中国語でkuaと呼ぶ部分)

尾てい骨から上、頭の先までは、コンニャクを捻るような動きをするのではなく、四角い豆腐は四角いまま、というかんじですね。豆腐は捻ると崩れます。

そして、ヘソと鼻の向きを意識すると、自然に腹に意識が向かいまして、すると不思議と、足の動きはそれに従い、なんとなく動きが軽くなる感じがします。

そして手を合わせている相手は、抵抗なく、崩れてくれます。

なるほどー、いままで、足の位置とか手の形にとらわれてはいたけれど、腹への意識というのが欠けており、それでなかなか上達しなかったのだなと、気づいた次第です。

そういえば、太極拳の上手な人って、おなかがパンと膨れております。脂肪が詰まったビール腹というわけではなくて、ドッジボールでも入っているようなかんじです。

押すと抵抗があり、ビクともしませんが、グリっと回されたり、ブルルンと弾かれたりすると、押している方が飛んでいきます。

太極拳名人の腹はすごいです。

私も運動不足な怠惰な生活をしている時は、ボヨヨンとしておりましたが、健康に気遣うようになってからは、普通にスリムになりました。おなかは引き締まってきましたが、しかし、太極拳腹じゃなかったです。

どうやったら、あんな腹になるのか疑問でしたが、今後私も、ヘソを意識して練習していきますので、腹の様子も変化があるかもしれません。

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