車の個人売買のメリットとデメリット

カーライフ

中古車の個人売買って、普通にクルマ屋さんで売ったり買ったりするより、メリットとデメリットが有ります。

私もヤフオクで売り買いしたり、知り合いと売買したことがあります。

その時に思ったことです。
(私自身が元業者ではありますが・・・)

●メリット

業者が扱うと、買取から販売までの間で中間利益をとりますが、それがないから売る人も買う人もお得。

消費税不要。

登録手数料なども、だいぶんカットできる。
業界の慣習にとらわれず、お互いの合意で流動的に話ができる。(お互いが紳士ならば可能。)

●デメリット

登録とか、めんどくさい。

もめる可能性が高い。(たいてい紳士じゃないので。)

登録のめんどくいのは、陸運事務所で聞きながらやったり、陸運事務所内にある行政書士事務所(代行センター)にお願いしたらいいんですけど、慣れないと時間かかりますね。

個人売買のトラブル

揉めるのは、お互いに我をぶつけるからです。

まず、価格の設定がむつかしい。ヤフオクなら、好きな金額から始めて、競り合った結果ですから、お互い恨みっこなしでいいんですけど、知り合いの場合は、相手にも気を使うようで、やっぱり自分の都合が優先なので、ヘタしたら友情が壊れます。

売る方は、あとローンの残りがいくら、とか、改造にかけた金額がいくら、とか、そんなこと考えてます。

買う方は、店で買ったらこのくらいだから、もっと安く買えるはず、なんて思ってます。

相容れることはありません。

売買成立後も揉めます。登録にヘマしたとか、交通違反したとか。

契約書を作っても、あとからイチャモンを付けて、値切ってみたり、普通の売買契約では考えられないことがおこります。

分割払いなんて、やめておきましょう。

また、消費税はかかりませんけど、自動車税はかかります。

他府県での登録なら、新所有者に納付書が送られてくるんでいいんですけど、同じ県内とかなら、個人でやりとりすることになります。

業界の慣習では、売買の翌月末以降の自動車税は、新しい所有者持ちというルールがありますが、個人間では、これも値切ったりして嫌な気持ちになります。

それから、故障とかあった時にまた揉めます。売ったあとはしらんがなー、いや、知っとったんやろ!とかなって、友情は壊れます。

ノークレーム・ノーリターンは、契約書作っとかないといけませんね。

個人で作る契約書は穴だらけで役に立ちませんけど。

というわけで、個人売買は危険がいっぱい。

めんどくさいところだけ引き受けてくれて、あとクサレなないように契約書とか作ってくれる仲介業者がいたらベストです。

こちらもご参考に⇒車の個人売買

[個人売買] ブログ村キーワード

コメント