火災車

中古車屋さんの裏話

火災車はもう、どうしようもないです。燃え方にもよりましょうが、通常、下取り査定はゼロです。

もはや鉄くずです。解体屋さんに直接持ち込めば、いくらかで買い取ってくれると思います。でも、動かないクルマは、レッカーでの引取輸送料がかかりますね。
一度、燃えたクルマを牽引で運んだことがあります。

ミッションをフリーにして(レバーが溶けてニュートラルに入らない。)ハンドルを握り、牽引ロープで引っ張ってもらいました。

ウインカーも何も動きません。揺れるたびに消火器の粉が舞い上がります。
窓が開かないので死にそうな気分でした。前もよく見えないし。

もちろん売り物にはなりません。解体屋いきです。

クルマの火災の原因は、タバコの火の不始末でした。吸い殻を、シフトレバーに引っ掛けてゴミ袋にしていたレジ袋に、よく消しもせず、ポイッと放り込んでたんですね。

吸い殻は吸殻入れに捨てましょう。
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