冠水車は全損扱い

中古車屋さんの裏話

冠水車というのは、洪水や豪雨などで水に浸かったクルマです。水没車ともいいます。

流されてひっくり返って、ボコボコになってしまったらどうしようもないですが、しずかに水に浸かったクルマは、一見損傷の無いように見えます。

しかし水が床上まで来ると、もうダメですけどねー。全損です。

東日本大震災の時は、私はもう自動車業界から離れておりましたのであまり詳しく知りませんが、名古屋で大洪水があったときは、冠水車がたくさんオークションにでてました。

セルシオなどの高級車は、結構高値で取引されておりましたね。きっと、部品取りに使ったのだと思われます。

まさか、そのままごまかして売ったりはしていないだろう、と思いますが・・・

冠水車は、電気関係を載せ替えたりして、動けるようには復活させることはできるようです。

が、カビが生えてくるとか、サビが出てくるとか、あとあとトラブルが有るように思えますので、素人は安いからといって手を出さないほうが賢明でありましょう。

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